こんにちは。
この記事では、理学療法士として医療現場で働いてきた私が、「整体→法人化→福祉事業設立」へと進んだリアルな独立の流れを全て公開します。
Contents
✅ この記事でわかること
- 理学療法士が開業するまでの準備
- 整体→法人化までに必要なステップ
- 実際にかかった費用や時間の目安
- 独立・副業に興味がある方へのリアルなアドバイス
STEP①:病院勤務で感じた“限界”と決意
理学療法士として病院勤務を続けていく中で、次のような思いが強くなっていきました。
「このまま定年まで働いて自由はあるのか?」
「もっと自分らしく、裁量のある働き方をしたい」
「目の前の患者だけでなく、社会に広く貢献したい」
この思いが、独立を意識し始めたきっかけです。
STEP②:まずは副業として“出張整体”からスタート
いきなり退職するのではなく、まずは副業で出張整体を始めました。
- 週末だけ1日2〜3人施術
- 広告はチラシ・LINE・SNSを活用
- リピート率が高まり、月5〜10万円の副収入に
この時点で「独立してもやっていけるかもしれない」と思えるようになりました。
STEP③:個人事業主として整体院を開業
出張整体を1年ほど続けたのち、個人事業主として整体院を開業しました。
- 開業地:都市部の駅近エリア(自宅通勤圏内)
- 開業資金:金融機関からの融資で初期費用をカバー
- 集客:Instagram・紹介・Googleビジネス・HPなどを組み合わせ
✅ 差別化ポイント
- 「国家資格を持つ施術者」という信頼性
- 脳科学・身体機能・福祉の視点を取り入れた施術内容
STEP④:多角化に向けて福祉事業を準備
整体だけでは限界があると感じ、福祉事業(就労継続支援B型)の設立に動き出しました。
- 法人を設立(株式会社)
- 福祉基準を満たす物件探し
- 行政との事前相談、書類の作成
- スタッフ採用、マニュアル整備
- 農業や軽作業を組み合わせた独自の支援設計
ここまでの準備期間は約1年ほど。現在は開所間近のフェーズです。
STEP⑤:法人化した理由と得られたメリット
個人事業では対応できない課題が見えてきたため、法人化を決断しました。
📌 法人化のメリット
- 社会保険加入が可能に(役員報酬設定)
- 補助金・助成金の申請がしやすくなる
- 金融機関・行政との信頼度アップ
- 雇用やスタッフ体制の整備が可能に
💰 実際にかかった費用感(目安)
項目 | 費用(概算) |
---|---|
出張整体のスタート | 約5万円(道具・広告) |
整体院開業 | 約700〜800万円(物件・内装・設備) |
法人設立手続き | 約30万円(司法書士・登記など) |
福祉事業準備 | 約100〜150万円(採用・研修・物件) |
※融資や助成金を活用して、自己資金の負担を最小限にしています。
👨⚕️ 医療職が独立・副業を考える人へアドバイス
- 副業から始めて、いきなり辞めない
- “事業化”には準備が必須(特に書類と信用)
- SNSとブログは早めに始めて資産化を
- 一人で全部やらない。専門家を味方に
🎁 次回予告
次回は「【無料テンプレ付き】法人化に使った実際の書類10選」をご紹介予定です。
ブックマーク&LINE登録してお待ちください!
📩 お問い合わせ・無料相談
ブログを読んで「自分もやってみたい」と思った方は、お問い合わせフォームまたはLINEからどうぞ。
コメント